日暮れ時の夜景が手軽に見られる東京都庁展望室
新宿西口に建つ高層ビルの一つ、東京都庁には絶景の展望室がある。
無料で登れる展望室としては格別に高く、地上45階、高さ202メートル。
都内近辺にある他の展望台、東京タワーの大展望台が高さ150メートルで大人820円や、六本木ヒルズのスカイデッキが238メートル500円、サンシャイン60の展望台226メートルが大人1200円と比べても破格の0円。
夕暮れ時、空気の澄んだ晴れた日など、是非是非登ってみたいスポットだ。
展望室から西側の見晴らしは格別で、足元から関東平野が一望出来る、その向こうに秩父、奥多摩、丹沢の山々、空気が澄んでいれば、富士山までの景色が一望に出来る。
台風一過で富士山が一望できるかと思いきや、雲に一部を隠されてしまった。9月18日
展望室は南と北に分かれて二つあり、開室は朝9時30分から夜の23時まで、その間、思う存分展望室からの眺めが堪能出来る。
夜遅くまで開いているのは大抵北展望室。
展望するのにお勧めはなんといっても、晴れた日の夕暮れ時、夕景が夜景に刻々と変化していく時間帯だろう。
その時間帯、都会にいながら絶景の夕景が眺められるとあり、観光客の数は一気に増える。
その多くは、外国人観光客だ。
しばらく日本にいる管理人は都合上、しばらく日本に滞在する必要があってちょっと重い気分なのだが、この景色を見てアフリカの大地、地平線に沈む夕日が心の中で重なり合った。
当然ながら見ている太陽は一緒なのだ。
夕暮れの時、雲と山の間から町並みに後光が差し、幻想的な光景が見られた
上の写真、手前に写っている高い建物はおそらく高さ95メートルの小金井タワー。
その向こうに見える山並みは、手前は武蔵五日市から秋川沿いの山々、そしてその後ろには大月の方まで連なる山々のようだ。
光のカーテンは少しずつ形を変え展望室に迫り、一瞬だけ雲と山の隙間から太陽が姿を現し、すぐに山の向こうに姿を消した。
日が沈むと、景色は刻々と、夜景に変わっていく。
日暮れ後の空に赤がまだ残るこの時間帯の夜景が最も美しい。
夕暮れ後、都庁展望台より西側の眺め
夕暮れ後 展望室の様子、多くは外国人観光客
管理人が、夕日を撮影している時間はこの何倍ものお客さんが展望窓近くに集結していた。
無料で、美しい夜景が見られるという事で、観光客の絶好の観光スポットとなっているようだ。
東京都庁 ビルの麓には広場から都庁の眺め
下から見るとそんなに高いように見えない都庁ビルだが、六本木ヒルズの森ビルの238メートルよりも高く、243メートルもあるそうだ。
展望室は、夜23時まで開いているので、晴れて星の見える夜なんか、仕事の後にちょっと寄ってみるのもいいかもしれない。
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