かなり前の事になりますが、過去を振り返ってオオタカについて取り上げます。
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3年前、日本に帰国した際、たまたま近所の公園で出遭ったオオタカ。
間近に見られる野生動物、それも生態系の頂点の肉食の猛禽。
間近で繰り広げられる生態ドラマが気になってしまい、
日本にいる間は、早朝、昼、夕方と、時間があれば頻繁に通った。
このオオタカについては以前何度かブログで取り上げ、中途半端な状態でもある、
手元には未公開の写真、また動画がけっこうある。
今回は、2017年7月の終わりから8月頭にかけて、都会の中人々の憩いの場所である公園で、繁殖し巣立ったオオタカの幼鳥の様子を個人の勝手な妄想をこめて5分弱の動画にまとめてみた。
オオタカの背後ではセミの大合唱、夏の最も暑い時期の出来事。
このオオタカに魅了されたのは管理人だけではなく、大勢の人たちがオオタカを見るために公園に通った。
考えてみると日本はまだまだ寒い時期、動画は夏の暑い盛り真っ最中、季節感を全く忘れてしまってのアップになる。
管理人はケニアにしばらくいた事で、日本の季節感がおかしくなっているので、その点はご了承願いたい。
動画: オオタカ、幼鳥の独り立ち 2017年8月
このオオタカ、巣立った後も近所で度々目撃されていた。
おそらく、点在する公園や、神社、学校など、木立を拠点に周辺界隈で過ごしていたのだろう。
母親と一緒にいる所が目撃されたりしていたので、狩りが上達するまでのしばらくの間、分け前等ももらっていたかもしれない。
年も暮れになり、親鳥が新たな繁殖の下準備を始める頃からは、めっきり見られなくなった。
完全に自立したのだろう。
セミを捕まえるのはお手のもの、放り投げて遊ぶ余裕も
都会で生まれ育ったオオタカは、都会しか知らず、野に帰るのを嫌がるかもしれない。
「木の枝は細かい枝が邪魔で凸凹だからからやだ!とまるのはやっぱり電信柱がいい!」とか。
旅立った幼鳥、今でもどこかで元気にやっている事を願わずにはいられない。■
動画の幼鳥の詳しい様子は過去ブログにいくつか取り上げています。
今後は、取り溜めた写真の紹介から、アフリカの事等も含め、「勝手気まま」といいつつも怠けないよう更新していければと思っています。
是非ともよろしくお願いします。