前回の塗装が終わった後の作業を紹介します。
■
運転席上部天井の上張りをはがすと、錆が露になった。
錆びは、思った以上に進行していて、ひどい有様。
「どう考えても、塗装を終えてからやる作業じゃないよ!」
この錆を、スクリュードライバー、ハンマー等使い根気よく数時間かけて剥がし落とした。
せっかく塗装した車内も再び、錆びた鉄粉まみれ。
錆を落としていると、新たに天井に穴を見つけた。
早速穴は、鉄板を溶接して修復。
今回最後の溶接
この後錆び止めを塗装。
溶接部分、車体表面は、再度塗装する事に。
2度手間!
修復が完了
錆びてぼろぼろだった天井の修復もほぼ完了。
内張りを張る準備が整った。
天井、スポンジの張替え作業
ハッチ周辺部の内張り、スポンジを全て剥がし、新しいスポンジに張り替えた。
天井の後ろの部分には錆びは、発生していなかった。
内張り張替え途中
スポンジを張り終えた前部から内張りの表面素材を貼った。
ハッチ部分は、元の内張りを剥がさず貼り重ねた
前部、後部のハッチの内張りは重ね貼り。
重ねて貼る事によって、外部からの騒音が減り、車内はより静かになった。
特に雨音が小さくなった。
直射日光下での熱の伝わり、保温性も高まったかな?
全ての布張りが完了
炎天下でも、車内でスマホや、コンピュータースクリーンが見やすくなるように、暗いグレーを選んだ。
外の景色も見やすくなり、涼しさも感じる。
張り替えたステアリング
17+α年の手垢が付き、ぼろぼろとなったステアリングハンドルの表面も新しく張り替えた。
ステアリングカバーもよくここまで使ったものだと我ながら感心してしまう。
ステアリングカバーを新しい素材に変え、手に吸い付くような非常にいい感触となった。
長時間の運転でも手の疲れを軽減する事だろう。
運転席、助手席の椅子も、全て張替えた
運転席側の席下部の亀裂やダメージは、全て溶接し黒で塗装、とりあえず出来る限り修復した。
お尻の下の部分の網状のスプリングは、折れていたので交換した。
若干座り位置が高くなり、椅子のポジション、2ノッチ前に移動。
すわり心地も非常に良くなった。
内張りを終え、仕上げ作業に
大きな作業はほぼ完了。
残るは配線や、部品を元の場所に戻す事。
夕方、ディーゼル機関車が、客車を引いて坂を上っていった。
毎夕一度だけ見る風景。
コロナの影響で、夜7時以降の外出禁止令がでている。
列車もいつもより30分以上早く通った。
という事で、作業もいつもより早く切り上げた。
■
つづく
前の記事
次の記事
댓글