今回は愛車ランクルについて。
上の写真が1991年製のランドクルーザー、トゥループキャリア(HZJ-75)通称トゥルーピー。
2003年から乗り始め、今年で17年目に突入しました。
一見きれいですが、ボディのいたるところに錆とひびがはえ、劣化が進んでいます。
長年の悪路での走行の負荷と、雨ざらしが原因になったようです。
やろうやろうと思っていたボディ修復、修復せずにほったらかしたまま、何年も経過してしまいました。
今回のブログでは、やっと重い腰を上げてボディ全修復を行う事にしたランクルについて取り上げます。
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今年で愛車ランクルは購入してから17年目に突入した。
購入以来、管理人の手となり足となり、ケニア国内の、あらゆる場所に連れて行ってもらった。
購入当時の2003年には既に製造から12年、車の年齢は今年で29歳という事になる。
1991年のランドクルーザー、コンピューター類は一切使用しておらず、構造は単純明快、耐久性は今時の車とは比較にならない。
29年経った今でも乗るほどに調子が良くなていくエンジンは、4.2リッターの自然吸気エンジンのモデル。
オイルの管理他、メンテをしっかりと行えば100万キロでも十分持つエンジンだそうだ。
2トンを超える車重にしてはパワーに余裕があるわけではないが、低速域での豊富なトルク特性は悪路でもグイグイと引っ張ってくれるので、全く不満はない。
特に悪路での運転が非常に楽しい車。
構造的にもプラスチック類の部品が最近の車と比べると非常に少なく、金属性部品を多様。だから、製造から30年近く経った今でも、磨けば再び輝きを取り戻す。だから、乗れば乗るほど愛着の湧く車だ。
スペアパーツも豊富で、基本的なものであればケニアの田舎でも大抵手に入る。
最近、前後リーフスプリングをいくつか交換、車高が4センチほど上がり乗り心地も向上した。
乗り心地が良くなったところで気になってくるのは見てくれ。
さすがに17年、ボディに関しては結構ぼろが出始めた。
何度かの補修はしたが、購入以来、ボディ全体で行った事はない。
左側面の腐食は著しい
腐食が進んでいる部分はいくつもあり、大きな部分はかなり厳しくなってきた。
仕事の関係で昨年いたケリチョでは、毎日、雨、雨、雨、愛車のランクルはその雨の中、野ざらしとなっていた。
この雨の影響か、各部の錆はさらに進んだ。
上の写真、さびた部分をマイナスドライバーでたたくと非常にもろく、簡単に穴が開く。もろい部分をたたくと穴がどんどんと大きくなった。最終的に穴は、ここまで大きくなってしまった。
サファリで見晴らしが効くようにと天井には、大きな穴を開けハッチがつけてある。
雨の影響だろう、その部分の腐食も結構進んでしまった。
他にはボディ下の部分、それと悪路走行の振動で出来た、ボディ各部の亀裂。
荷物を全て下ろし作業開始の準備は進んで行く
運転席のシートもビリビリに破れてしまっている。最近分かったのだが、シートが破れた原因は、息子が1人で車によじ登る際、
シートの破れた部分に長年手を引っ掛けてよじ登っていたのが原因。管理人が息子と一緒の時は登るのを手助けするので気が付かなかったのだ。
少しずつやぶけて行ったので、いつも乗っている身としてはあまり気になっていなかったが、改めて見るとボロボロだな。
ぼろぼろじゃ、良くもここまで修理しなかったものだ
という事で、2020年2月末、思い切ってボディーの完全修復をする事にした。
シートはとりあえずフロントの二席のカバーを張り替えることに。
ガレージに任せていては、思ったような仕上がりにならないと思われるので、現在、管理人は毎日ガレージに通い、作業奮闘中である。
修理が終われば、この車もお客さんにも乗ってもらえるようになるな。
しかしながら、完成までまだまだ長い道のりだ。
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つづく
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