このブログでは2017年、井の頭公園のカイツブリの繁殖、子育て奮闘の様子を紹介しています。
生まれたばかりの小さな命、すでに食欲は旺盛
今回取り上げるカイツブリは、前回「カイツブリ観察日記」その7でとは別のひょうたん橋近くで繁殖しているつがいです。
■
7月26日(2017年)現在、井の頭公園では2組のカイツブリが抱卵している。
その二組両方の卵が今日孵った。
今回取り上げるのは、ひょうたん橋近くのつがい。
管理人は巣の中に4個の卵を確認していて、そのうちの一つだけが今日孵った。
巣材と見分けがつかないヒナ
分かるだろうか、羽の中で休んでいた雛が、親鳥が立ち上ると同時に転がり落ちてしまった。
矢印の先に転がり落ちたヒナがいる。
知っていても気付かないほど枯葉と同化している。
大丈夫かな?
ヒナは既に自ら歩く事ができるので、大丈夫だ!
親鳥は全く手伝う気配も無くヒナを見守るのみ。
心配するまでも無く、ヒナひとりだけの力で這い上がり親鳥の羽に潜っていった。
大人の親指ほどの大きさしかない小さな命、既に逞しく生きていく力を持っている。
■
つづく
前の記事
次の記事
Comentarios