このブログは2018年に井の頭公園で繁殖したカイツブリの繁殖、子育て奮闘の様子を紹介しています。
前年、観察を続けていたヒナたちは全滅。今年こそヒナが立派に成長するまでの一部始終が見てやろう!と、書き始めたのがこのブログです。
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ひょうたん池ファミリー、3羽目の雛が誕生。巣にはまだ殻が。 6月18日
今回は、ひょうたん池ファミリー、七井橋ファミリーを取り上げます。
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ひょうたん池ファミリー、6月18日に3羽目の雛が無事に誕生。
残るは一個の卵。
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そろそろ孵るはずなのに、「おい、まだ孵らないか?」 6月19日
6月19日、4羽目が孵化すると思いきや、この日は孵らなかったようだ。
天気は下り坂。
6月20日、卵は孵る事無くアオダイショウに飲み込まれてしまったと聞く。
残念だ。
管理人は観察していない。
3羽のヒナは無事に育っている。
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ヒナは無事成長しているが、親鳥はいつも以上に警戒している 6月22日
近くでヘビがうろついているからか、親鳥はヒナを羽の中に入れることが多い。
ヒナは親鳥の羽の中に隠れていれば、かなり安全だ。
卵やヒナがいると、それを狙って外敵が近寄ってくる。
このひょうたん池ではアオダイショウがよく巣の近くを通っていた。
ただ通り過ぎていたのではなく、卵やヒナの様子を伺っていたのだろう。
いったんヘビが現れると、カイツブリはじっと目を凝らし、ヘビの動きを凝視する。
見失ったら大変だ。
それだけヘビを警戒していたカイツブリ君だったが、ヘビのほうが上手だったようだ。
ヘビはまんまと卵1個をしとめたという事になる。
カワウもよく巣の近くにやって来る。
何気なく近づいてくるが狙いは見え見え、カイツブリの小さなヒナだ。
親鳥は侵入者のカワウを容赦なく追い払う。
カイツブリよりずっと大きいカワウだが、カイツブリに攻撃されると一目散に逃げて行く。
気が小さいのかな?
それだけカイツブリの攻撃が激しいのだろう。
そして、ミシシッピアカミミガメ。
かいぼり以来数は減ったもののまだ、まだ結構見かける。
顔を水面に出し、巣の場所を確認、何気なく近づいてきては通り過ぎる。
方向転回してこれを繰り返す。
こちらもヒナが、隙を見せるチャンスをうかがっているのだろう。
とりわけカイツブリの親が嫌っているのはヘビ。
ヘビはちょっとした隙間さえあればどこにでも隠れてしまう。
そして何時間でもじっとしていられる。
カイツブリの親は、ヘビが立ち去るのを確認するまで緊張状態を維持する。
所変わって、七井橋ファミリーはどうだろう?
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4羽の雛が孵っていた! 七井橋ファミリー 6月22日
ガマやアシで、なかなか見えづらい七井橋ファミリー。
6月22日、アシの隙間から何とか4羽の雛がいるのを確認出来た。
親鳥は、外敵に巣の場所が知られないように、潜って池から巣への出入りをしている。
人間が見ても、なかなかわかりずらい。
今、どれだけの外敵にこの巣のありかが、ばれてしまっているのだろうか?
案外みんな知っていたりして。
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つづく
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