top of page

Photographer Takashi Iwamoto Blog

ブログ | アフリカ フォトグラファー 岩本貴志|ドキュメンタリー ビデオ / 写真 撮影

takashi iwamoto rogo whtie wide
執筆者の写真岩本貴志

「続、カイツブリの子育て」その27、いざこざ

更新日:2023年7月4日


このブログは2018年に井の頭公園で繁殖したカイツブリの繁殖、子育て奮闘の様子を紹介しています。


前年、観察を続けていたヒナたちは全滅。今年こそヒナが立派に成長するまでの一部始終が見てやろう!と、書き始めたのがこのブログです。


雛は2羽に減ってしまった 7月2日、七井橋



思ったように更新出来ていず、だんだんと遅れてしまっていますが。


何とか更新していこうと思います。


 


七井橋ファミリー


あれから七井橋ファミリーは、どうなってしまっただろうかか?

7月2日朝、七井橋ファミリーは御茶ノ水の橋のふもとにいた。


4羽いた雛は2羽だけしか見当たらない。

観察していた人の話しによると一時間前には3羽いたそうなので、その間に何者かにやられてしまったようだ。


親鳥はその間、どうしていたのだろう?

親鳥は消えてしまった雛の事はお構い無しに、あたりをいつも以上に警戒している。

外敵だろうか?

遠くを首を長くして注意深く伺っている。



視線の先に目をやると、つがいのパートナーが、縄張りに侵入してきたお隣さんカイツブリを、見張っているようだ。

あたりを警戒するパートナー、きっとオスだろう



侵入者が出て行くのをじっと見張っている。

先ほどまで、侵入者と2羽の間で、激しいバトルが繰り広げられていたそうだ。

侵入者、七井橋の家族に何か文句がありそうだ





雛を失った水生物館カイツブリ夫婦


上が侵入者、以前水生物館裏で子育てしていたカイツブリ君だと思われる。


(後日聞いた話によると、水生物園の子供達は子の七井橋の、親たちにやられてしまったのだと聞いた。その事ともなにか関係がありそうだ。)

もしかしたら、狙いは「カイツブリの子育て 2018」25、誘惑、でも取り上げたように、縄張りというよりもこちがわ七井橋のメスをめぐっての争いなのかもしれない。


カイツブリの隣近所との関係も、結構複雑そうだ。

侵入者は、威厳を保ちながら何事も無かったように、橋をくぐり去っていった。

七井橋の、家族は侵入者を追い払った事になる。


ただ、もしかしたらこの事が原因で、ヒナたちの監視の目が薄くなり、1羽のヒナがやられてしまったのかもしれない。


侵入者のパートナー、先ほどはボート乗り場近くに侵入者と共に一緒にいたのだが見当たらない。


相方を置いて、どこかに行ってってしまったのだろうか?


水生物館夫婦、雛たちが皆やられてしまい、夫婦間あまり上手くいっていなかったのだろう。


雛がいなくなってしまっては、夫婦が一緒にいる意味も大きく失われるはずだ。



雛たちを無事に育てている夫婦、仲がいい


雛たちを無事に育て上げる親鳥は大抵みな仲がいい、そして兄弟同士も仲がいいようだ。


なにか、人間夫婦にも当てはまりそうだな。



7月8日、

七井橋ファミリー、2羽のヒナは無事育てられている、7月8日



数日後、2羽の雛は無事に育っているようだが。

池の手前側では、2羽のカイツブリがお互い近くで、トンボなどの餌を捕まえながら泳いでいる。


求愛給餌などは見られなかったが、お互い意識しているようだ。

子供達を連れている親鳥は?その相方?


さてさてどういう事だろう?


進入してきていたお隣さんのカイツブリと、七井橋カイツブリ、出来てしまったのだろうか?

そして、上の写真を撮ったのを最後に、この2羽の雛を見かけていない。


どこかで無事に育っている事を願いたい。


仲良く泳ぐ2羽、新しいカップル成立なのだろうか? 7月11日

いま、この付近にヒナの姿が見当たらない。


つがいが仲良く泳いでいるだけ。

ヒナたちはどこに行ってしまったのだろう?

数日後に再び姿を現す事もあるので、生きている期待はまだあるが。

上の写真、一見ほほえましいカイツブリのカップルの写真。

筆者の観察が正しければ、


裏では、片方は5羽、もう片方は4羽、合わせて9羽のヒナの犠牲がはらんでいる事になる。


それを考えると、ちょっと複雑な心境になってしまう。





つづく

 

前の記事




次の記事



Comments


takashi iwamoto rogo white wide
「このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。」
bottom of page