昨日はブログをアップする事が出来ずダウンしてしまいました。
今日は目を覚ますため、スイッチを入れるため、ぐるりと自転車で13キロほど走って体を動かし、ブログを書く気力が沸いてきました。
書くというよりも、写真を貼り付けていきます。
今後、富士山に登る予定の方、初めて見る景色を楽しもうとお思いの方は見ない事をお勧めします。
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昨日に引き続き、 富士山登山道に突入してから
青空の下樹林帯を行く、非常に気持ちがいい
始めは緩やかな登り。
青空で空気もカラッと涼しく気持ちがいい。
体調も万全、
全身にパワーが漲り、青空の美しさ、風のすがすがしさ!
あまりの気持ちよさで鳥肌が立つ。
「登るぞー!!!」
山頂までたったの5.2キロ、でも時間は6時間あまり、道が険しい事をうかがわせる。
バスを降りた、富士スバルライン五合目から1.7キロほど歩いてきた。
これからひたすらジグザグに登るだけ。
今はだいたい10時なので、到着は16時ぐらいになるのかな?
道は非常に良く整備されている。
ジグザグに何度も何度も折り返し高度を上げて行く。
ここからは登り専用の一方通行の登山道、下り用の道はこの写真だと左奥側。
登山道を何度か折り返し登っていくと眼下には河口湖、霞んでいるがいい眺めだ。
好天に恵まれ、気分は最高!
荷物の負荷がなんとも気持ちいい。
一歩一歩ゆっくりと踏みしめて登っていく。
キリマンジャロ登山は常にスワヒリ語で「ポレポレ!」といわれる。
「ゆっくり、ゆっくり」登れという意味。
キリマンジャロ登山は往復、5日を要して登った。
とにかく休まず何時間でも持続可能なゆっくりなペースで登るのが重要。
疲れも最小限に抑えられるし、休まないで登れるので総合すると速いのだ。
そんなわけで、我先にと管理人を追い抜いていった、若い登山者たちはすぐ先でくたばっており、一人ひとり確実に追い抜いて行くのであった。
後々、抜き返される事も無かった。
止まるのは水分補給と、エネルギー補給の時のみ。
歩きながらも、こまめに水分補給。
エネルギー補給を怠るとハンガーノックに見舞われる事に。
全く気力も力も出なくなってしまう。
一度こうなると復活するのにも時間がかかる。
特に水分、一旦脱水症状になると復活するのが大変だ。
山小屋群のあたりは岩場がごつごつして登りづらい
上を見上げると多くの山小屋。
いくつも山小屋が見える。裏高尾から見えた明かりは、これらの山小屋の照明なのだろう。
登山者が多い事が伺える。
もう少しで 山小屋。岩場に建っている。
山小屋が近づいてくると、火山弾の歩きやすい道から一変、ごつごつした岩の上を歩く事になった。
底の硬い登山靴ならば問題ないのだろうが、普段履きの底の柔らかい靴なので岩場は非常に登りづらい。
靴のソールがはがれたりしなければいいが、とにかく靴が壊れないように慎重に登って行く。
どこまで岩場なのだろう?歩きづらい。
ゆっくりと、ひたすらと登って行く。
七合目にたどり着いた。
空気がより薄く、おいしくなった。
おいしい空気とは、冷えて気圧の低い空気の事をいうのかもしれない。
七合目にたどり着いた。目線はすでに低い雲。でも先はまだ長い。2720m
七合目は休まず通過、さらに上を目指す。
ひたすら歩き続けるのは気持ちがいい。
疲れたら若干ペースを落として、調整。
止まらずに登り続ける。
山頂はまだまだ先だ。
八合目で昼食を取る
八合目で昼時になったので昼食休憩。
持ってきたゆで卵二つと、レトルトカレー、食パンを体に補給。
ハウスのレトルトカレーこれがなかなか美味い。
辛口で無く中辛にしたのは正解だった。
昼食後、腹が落ち着いたところでさらに上を目指す。
八合目から見下ろすと幾重にも連なるジグザグ道、一歩一歩登ってきた道。
見下ろすと登ってきた登山道が一望出切る。
けっこう長い距離登ってきたのだな。
本八合目通過
頂上もだいぶ近くに見えてきた。本八合目(標高3400メートル)より
水分ももっと補給したいところだが、もって来たのは2.5リットルのみ。
ちびちびと飲む。
富士山の五合目から上の登山道はどこでもトイレ一回の使用料は200円(2018年)。
ここ本八合目で、500mlのペットボトル飲み物一本500円。
お金を節約するには節制しなければならない。
でも、逆にいえば、お金さえあれば手ぶらでもこれる山だ。
防寒具だって、登山靴だって、ヘッドランプだって。
何だって手に入るのだ。
手ぶらで来て、ここで買い物して登山するなんて事も可能だ。
さて、もう一息だ。
遅くなってしまったので今日はここらへんで。
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つづく
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