しばらく前の事、ニコン、D850で動画撮影中、スクリーンに映る白抜けしたドットがある事に気が付いた。
あるものは赤く、またあるものは白く、そしてまたあるものは、、、
一つではなく、10個以上あるようだ。
「アリャリャリャリャ、」
これじゃ使えない!
日中の明るいところでは気が付かなかったのだが、暗いところで感度を上げると、非常に目立つ。
一度目に付くと、感度を下げてもドット抜けが気になるようになった。
このドット、スクリーンのものか?と、画面を拡大すると一緒に拡大されてく。
スクリーンではなくセンサー由来によるものだ。
センサーもうだめなのか?
D850はそれほど使っていない!
中古の粗悪品をつかまされてしまったのか?そんな事が頭をよぎる。
写真でもドット抜け確認すると、しっかり写っている白抜けドット。
写真だとあまり目立たなく、消すのも簡単、あきらめも付くのだが、動画となるとそうはいかない。
状況によっては非常に目立ってしまう。
藁にもすがる思いで、ネットで解決策を探した。
ネットで検索すると、ピクセルマッピングという事をすると、ドットぬけを見えなくする事が出来るという記事。
ちなみにドット抜けと、ホットスポットというものがあるそうだ。
ドット抜けはセンサーが光を受けても真っ黒なまま、ホットスポットはセンサーが光を受けていなくても、光を受けた状態。
という事で、管理人の使用するカメラはドット抜けというよりもホットスポットといったほうが正解のようだ。
ピクセルマッピングで保管処理をすればいいというが、D850のメニューにはそんな機能は見当たらない。
日本のサービスに出さなければならないのか???
保障期限を過ぎていたら有償???
結構高額そうだし。
そんな、絶望のどん底の情報を見て、心はますますしぼれて行く。
いい情報無いかと、さらに検索を続けると、
今となってはどの記事かわからないが、クリーニング、ミラーアップを30秒ほど設定するだけで、ドット抜け、ホットスポットは消えて見えなくなるという記事。
早速、試してみる。
愛用D850のメニュー画面から、クリーニングミラーアップを選択。
「ホットスポット消えてくれ・・・・!!!」
と念を込めて、クリック使用とすると、電池残量が足ずクリック出来ず、断念。
電池切れで、センサー清掃中にシャッター、ミラーら戻らないようにするための安全機能。
再度フル充電されたバッテリーを入れ直して、先ほどよりも強い「ホットスポット消えろ!」と念を込めて、クリーニングミラーアップ実行!
待つこと、とりあえず長めに1分。
操作後すぐに、感度を上げて暗闇を4Kで撮影してみた。
先ほどまで目だって仕方なかったホットスポットが全て消えた!!!
目立っていたものから、小さかったものまで全て!!
最高感度、ISO25600で撮影しても現われない。
ファインダースクリーンにも現われない。
こんな簡単な事を行なうだけで、ドット抜け、ホットスポットの問題は完全に解決!
全身に鳥肌が立つほどにうれしさがこみ上げてくるのであった。
ネット情報さまさまである。
もしかしたら取扱説明書に取り上げられているかもしれないけれど。
同様の問題を抱えているニコンユーザーの方には是非、クリーニングミラーアップを実行する事をオススメする。
クリーニングせずとも設定するだけでOK。
きっと効果があるはず。
ホットスポットが消えるこの方法、天体写真を撮る前に行うのも、ノイズを減らす効果がありそうな気がする。
今度やってみよう。
今回は、お役立ち情報をとりあげた。
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