top of page

Photographer Takashi Iwamoto Blog

ブログ | アフリカ フォトグラファー 岩本貴志|ドキュメンタリー ビデオ / 写真 撮影

takashi iwamoto rogo whtie wide
執筆者の写真岩本貴志

アフリカサファリ、動物を見る!ナイロビ国立公園、その2、バードウォッチングにももってこいの場所

更新日:2023年6月18日

ライオンが野生の状態で見られる都市はナイロビ以外にないのでは?都市に隣接した国立公園の中ですが。

そんな都市に隣接したライオンのいるナイロビ国立公園について、観光客視点でブログを書いていきます。



それでは前回の続きで、写真を掲載しながら適当な事を思いつきで書いていきます。

どうぞよろしく!



キリン


ナイロビ国立公園はナイロビの都市中心部から数キロしか離れていない距離から広がる、それでいて広さは、前回も書いたが、大田区と世田谷区を合わせたぐらいの大きさ。

これがアフリカのスケール感かな?

アフリカ視点では小さな国立公園の類、多くの国立公園は小さいけれど、有名なセレンゲティ国立公園(タンザニア)とかと比べると非常に小さい。


ナイロビ国立公園からは、都市のビル群が一望出来る場所がけっこうある、感じ的には大きなサファリパーク。


キリンはなかなか目が良いので、高層ビルの中で働く人々を観察し、発展していくナイロビの様子はずっと見続けてきたのだろう。




とげとげのアカシアの葉をおいしそうに食べるキリンの舌、どんな舌使いで食べているのだろう。

アカシアの枝、とてもとても素手で折る事はできないほどの鋭いとげだらけなのだ。そんな痛いものをおいしそーにペロリと食べてしまう。



さて、お次はハーテビースト


背景はキリンの写真とは反対側、写真右にはオンガタロンガイという発展目覚しい町がある


こちら側にはフェンスは無く、野生動物は自由に行き来が出切る。

大田区と世田谷区を合わせた大きさだけでは野生動物が健全でいるには狭すぎるのだ。

ヌーなどの移動する動物たちは、数を減らせども今でも移動を続けている。

移動している数、一時期よりも増えている気がする。

人口が増加で人間と野生動物との問題はあるが、ま、今でも何とか上手くやっている証拠。



写真右奥にあるオンガタロンガイも、ここ20年で大きく発展、人口もものすごく増えた。

そこからナイロビに行く道は1本だけ、ラッシュアウアの渋滞は格別、速度は、だいたい徒歩+アルファ。


このハーテビーストもよくライオン、チーターの獲物となるのを何度も目撃してきた。

そんなに素早く走らないので、捕まえやすいうえ、大きく食べがいがあるのだろう。


そういえば、ハーテビーストが水を飲みに来ている所を前ブログで書いたのを今思い出した。

消すのもなんなので、出てくる動物はダブりますが、読み進んでいただければうれしい限りです。


全て適当ですが悪しからず。



ヘビクイワシ


名前の通り、ヘビを食べるワシ。

小動物を探しながら草原を徘徊、エサを探して歩き続ける、名前の由来のヘビだけれど、アフリカの草原ではヘビは警戒心が強くなかなかお目にかかれない。

外敵のいないくらい巨大に育ったヘビは、ザンビアではよくお目にかかったが、ここケニアではお会いしていない。


アフリカのヘビは常に、外敵の多さからか、大抵すぐに身を隠せる穴等の近くにいる。車や人、外敵が近づいてくると、すぐに隠れてしまう。

東京の井の頭公園では暖かい季節になると、無防備なアオダイショウを良く見かけるが、アフリカの草原でそんなのんきに草原を徘徊していたら、上空で目を輝かせ獲物を捜している猛禽に、すぐに襲われてしまう。


このヘビクイワシ、

バッタ等の昆虫なんか食べているところをよく見かける。

驚いて飛立ったバッタを追いかけて捕まえるのだ。

バッタで思い出したが、今のメディアの昆虫食というかコオロギ食ごり押し。

野鳥を見ていて、色の黒いコオロギみたいなやつはあまり好んで食べない。

家で鶏を飼っているが、ちょっと食べるがすぐに嫌がって食べない、そんな食材。


メディアがこぞって、食え!食え!とゴリ押しするのには理由があるのだろう。

食糧難なら、ハチノコやら、イナゴなど、昔から食べてきたものを勧めるべきだとおもうが、将来の食糧難の救世主として、ミドリムシがメディアで取り上げていたのを思い出したが、どうなっているのかな?



話がそれたので、ヘビクイワシに話を戻すと、

英明はSeculetary bird セキュレタリーとは、秘書、頭に万年筆を挿して背筋を伸ばして歩くイメージだろうか?歩き方はなかなかそういわれると、そんな感じがしてくる。どんな感じ?って、秘書って感じ。





お次は草原の猛禽王者


草原の猛禽王者、ゴマハラワシ


アフリカの草原では最大のワシ、手元の図鑑を見てみると翼開長は195-260cmと巨大。冬に北海道などに渡ってくる巨大な猛禽オオワシの大きさにほぼ匹敵、こちら翼開長は220-245cmと、フィールドガイド日本の野鳥には書いてある。

このゴマハラワシ、最大のものはオオワシよりもさらに大きいようだ。


王者という事で狙う獲物も大きい。




同ゴマハラワシがむさぼっているのはホロホロチョウ



どうも、このホロホロチョウの羽をむしっているのはオスで、彼女にプレゼントするために獲物を捕らえたように見える。

なぜかというと、上空にはもう1羽のゴマハラワシが舞っていて、しきりに上空を見上げながら羽をむしっていたから。

獲物を狩るところを彼女に見せ、羽をむしる、自分自身の勇姿をアピールしながらメスの様子を伺っていたのだろう。



繁殖を始めるにあたって夫婦の絆を深める、もしくはまだカップリングペアが決まっていないのであればメスのナンパ。

獲物をメスに渡す前には羽をきれいに引きちぎり、食べやすいようにしてあげる。

獲物が大きければ大きいほど、メスによりモテるオスになるのだろう。


日本で長らくオオタカを観察していた管理人、1年以上にわたってオオタカを追いかけていた。そんな日々から5年の時が経過。時が経つのは早いなーっとつくづく思う今日この頃。


で同様な行動をするオスをオオタカについて書いている。普段捕まえない、オオタカにとっては非常に大きなコガモを仕留めたのだ。



ホロホロチョウ、仲間が襲われてしまったのだろう、上空を警戒



こやつ上の写真がホロホロチョウ、ケニアにいる3種類のホロホロチョウのうちの一つ、英名だと頭にヘルメットをかぶったような形になっているので、Helmetted Guineafowlと呼ぶが。和名はただのホロホロチョウ、草原でもっともよく見られるからだろう。

マサイマラやセレンゲッティで見られるホロホロチョウはほぼ100%こやつ。

ちなみに他の2種類は、ケニアカンムリホロホロチョウ、森の住人、そしてフサオホロホロチョウ、こちらは乾燥地、潅木ブッシュの住人。


このホロホロチョウ、ナイロビでは食用でも出回っている。値段は5500シリングと高いのを見かけた、鶏が800-1200シリングに対して、5500シリングは非常に高い。

ちょっと大きくなったヒヨコでも、鶏が300シリングに対して1500シリング。ヒナも大人も値段は鶏の5倍。ペットとして飼うとなると、そんな高くないのかな。

こんな値段だったら、誰も食べないな。


人に飼われているホロホロチョウは、羽に艶が無く、首や顔周りの色つきも淡くなり、生き生きした感じがしない。それは野生のホロホロチョウと比べての話。

逆に人に飼われた鶏は生き生きしているように感じる。

鶏は人に飼われてこそ鶏で、最も輝くのだろう。

というか、野生では生きていけないな。


このホロホロチョウ、警戒心が非常に強い。四六時中猛禽の脅威にさらされているからだとおもう。

上の写真も、足で土を掻いてエサを探しながら、常に上空を警戒している。

前掲載のゴマハラワシからそうそう距離が離れていない、実際に仲間がやられてしまったのかもしれない。

警戒心が弱い個体が常に選抜され食べられてきた結果なのだろう、こうやって警戒心が強い個体だけが生き残る。



ゲートからさらに南東へ移動




メインゲートから直線距離で19Km南西にあるAthi Basin ダムに行くと、ワニが身近に見られる。水に潜っている事が多いが、日光浴をしていればけっこう近くで観察出来る。


距離19キロメートルというと、中央線で新宿駅を出発して、国分寺駅あたり。

道はぐにゃぐにゃと曲がっているので、移動距離はかなり長い。

渋滞もなく、野鳥や動物をながめながらの移動なので、いつもあっという間に感じるが、ゲートを入ってから時間はかなり経過している。


クロコダイルとアリゲーターの2種類、日本名だとワニで統一されているが、アフリカで見られるのはクロコダイル。

くちばしが尖った感じかな。


ワニは地上にいる時は、大抵日光浴でほとんど動かないので、見ていてもあまり面白くない。身近で見る地上に出ているワニはなかなかの迫力。水中にいる時は大抵頭しか見えない。



さて、お次はこのダムで見られた鳥をご紹介




水辺で見かけるコウノトリの一種、クロスキハシコウ、黒い色をした、嘴に隙間があるコウノトリという事。英名もOpen Billed Stork とまったく同じ意味を成す名前。

非常に分かりやすり。


名前の通り嘴に隙間が空いている、食事は水辺にいるタニシのような貝類が好物というか、貝食いにけっこう特化している。



隙間は貝などを上手くつかむため


嘴の隙間があるところに貝を挟んで、割って中身をとりだして食べる。

そんなイメージだったが、この貝はくちばしの先で上手く中身をつまみ出して食べていた。


こんな地味な鳥2枚も掲載してしまった。

とりあえず再び消すのも癪なので次に行きます。



左がモモイロペリカン、右がコシベニペリカン



ペリカンがいるという事は魚がいるという事、

もともとは人工のダム、魚も放流され繁殖して歳月が経過するごとに増えているのだろう。

魚が増えると、魚を食べる鳥が増えていく、ペリカンは10羽程度だったので、魚の数もそうそう多くは無いのだろう。


上の2羽は、左がモモイロペリカンで右がコシベニペリカン、親子では無く別の種類。

上の2種、どうも仲が良さげ、種間交際?


こういった種間交際は自然界でもたまに起こるようだ、でも種が違うので繁殖は上手くいかないのが一般的。

上の写真がたまたますれ違っただけじゃない?

今となっては分かりません。


今回のブログは、次に続くという事でこちらで最後とさせて頂きます。


 


ナイロビ国立公園は、なかなか凝縮された公園、ナイロビからアクセスも非常に容易く家族連れでの日帰りサファリにはもってこいの場所。


ナイロビに来られる機会のある方、是非立ち寄る事をオススメします。

動物や野鳥好きの方であれば、充実した一日が送れる事は間違いなし。

サファリを楽しむのであれば、前ブログでご紹介したような、天井がオープンになる車をオススメします。開放感がまったく違います。


開放感があるので、視界360度広がる景色も、深ーく堪能、アフリカに浸る事が出来るのです。



今回はここら辺で、ナイロビ国立公園については次の記事で終わるつもりです。

次の次かな?

Yorumlar


takashi iwamoto rogo white wide
「このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。」
bottom of page