このブログを書いているのはアフリカ在住のフォトグラファー。
自転車好きの勝手気ままにポタリングを楽しむおっさん。
今回は、日本でのサイクリングするにあたっての、オススメ情報を書いていきます。
住んでいるナイロビでも、移動は自転車がメイン。
街に行くにも、標高差110メートル。
ナイロビは走りガイのある町なのじゃ。
日本でのお話です。
首都圏にに住んでいて、サイクリングするにはやはり交通量の少なく、景色のいい気持ちよく走れるところに行きたいもの。
という事で、筆者が日本帰国時、都内にいる時は、奥多摩方面やら、秋川の上流やら、と出かける事が度々ある。
サイクリングには愛車のクロモリ・ロードバイクを使用。
最近は日帰りでしか出かけないが。
行きはよいよい、帰りはだるい
朝の出発時、体は元気に張り切っているので全く苦に感じない首都圏の交通量の多い道。
でも、帰り道はそうはいかない。
交通量の少ない景色のいい、さらには信号のほとんど無い道を走ってきた後に、疲れた状態で、信号だらけで交通量の多い道を走るのは、なんとも気が重い。
その思いは、目的地に到着してからすぐに感じるほどに嫌なもの。
そんな思いをしているのは筆者だけでは無い気がする。
長距離のサイクリング、家に着くのは大抵日も暮れた頃、ヘッドライトに、テールライトを点灯させていようと、疲労した状態で走るのは避けたいもの。
もっと早く出ろよ!、といわれればそれまでだが、目的が野鳥の撮影とかとなったらそうも行かない。
筆者の場合、趣味、仕事を含め目的が撮影だったりする事がけっこうある。
サイクリングと撮影の両方楽しむ!と欲張った、サファリをするのだから仕方が無い。
撮影は大抵、撮れようと撮れまいと、時間ぎりぎりまで粘るわけだ。
また、きれいな夕日が見れそうだ!となったら性質が悪い。
日が沈むまで現地にいる事になってしまう。
そんな、重い思いをせずともサイクリングに出かけたい!
そんな秘密兵器があったのだ!
願望をかなえてくれる、ロードバイクを電車に持ち込める輪行袋
輪行袋を簡単に説明すれば、ロードバイクを持ち運ぶための袋。
この袋に自転車を詰め込めば、法的にも電車やバスに載せられるようになる。
自分自身の電車賃だけ支払えば自転車を持ち込んで、電車に乗り込む事が出来てしまう。
ルールを守って、正しい輪行を!
輪行袋を使用するに当たって、自転車各部の部品が袋からはみ出さず、すっぽりと覆われている事が重要なようだ。
電車への持ち込み荷物は
基本的に3辺の合計が250cm以内、重量30kg以内で、手回り品として持ち込めるので基本、別途料金はかからない。
JR,私鉄各線、また特急や新幹線で、それぞれ微妙にルールは違っていたりするようなので、ご利用の際は事前に調べられる事をお勧めする。
輪行袋があってこそ出来るサイクリング
ここから先がかったるいんだよな、電車で帰ろっと!
京王八王子駅から電車に甘える事にした筆者
奥多摩周遊道路を一回り、
暗くなって来たし、ここから先、車の交通量が増えるんだよな~。
かったるいから電車で帰ってしまえ!
輪行袋を携帯していれば、そんな事が出来てしまう。
もっと早く購入しておくべきだった、輪行袋!
輪行袋は前回帰国時に購入したので、まだそう長くは経っていない。
購入してみて、もっと早く買っとけばなーと常々感じるほどの優れものだった。
実際サイクリングで遠出する際、輪行袋があると無いとで、気分がまるっきり違ったものとなる。
サイクリングの旅先で、体は絶好調でも自転車のほうが不調だって事も。
スポークが折れた、輪行袋は持っていない(南秋川のどこか)
どんなにメンテナンスをしっかりしていても、旅先で修復不能な自転車のトラブルに見舞われてしまう事だってある。
そんな時も最寄の駅まで、たどり着ければ、楽チンして家にたどり着けてしまうのだ。
修行のために自転車に乗っているのであれば、雑念となってしまって悪い事かもしれないが、、、
上の写真は南秋川を遡っていった帰り道、スポークが折れた。
スポークは数本予備を持っていたが、スプロケットを外さなければ交換出来ない場所!
最終的にはタオルなど使って、格闘の末、スプロケットを取り外し、交換は出来たが。
輪行袋も持っていなかった当時、家まで50kmほどの道を歩く覚悟でもいたのを思い出す。
この場所から最寄の駅は五日市駅、距離は10km程度。
自転車を押して50km歩くのは、やはり修行になったはず。
何の修行だ???
手軽な片道サイクリング
筆者は輪行袋を手に入れてから、より気軽にサイクリングに出かけられるようになった。
夕方、ちょっと体を動かしたいなーと
思いがけずに高尾山口を目指した、およそ40kmのサイクリング
帰り道の心配をせずに遠くに出かけられる。
限られた時間内で、帰路の事を考えず気軽に出かけられるサイクリング。
片道だけなので、より遠くに出かけられるようになるのも、また魅力のひとつ。
輪行袋に詰め込んだ自転車とともに京王線に乗り込む。
そして、高幡不動駅の構内にある高幡そばで搔き揚げそばを食べるのだ。
長年ケニアに住んでいると、無性に駅そばが食べたくなるのだ。
遠く離れた、見ず知らずの場所へも電車で楽チン、サイクリングに出かけられるのだ。
おすすめ、オストリッチの輪行袋
筆者が選んだのはオストリッチの輪行袋。
オーストリッチ?ダチョウって事???
ダチョウといえばアフリカ!
輪行袋ってなんだ???
筆者が購入した輪行袋は、2本のタイヤ、リムを取り外して詰め込むタイプ。
袋に詰め込んだ時によりコンパクトになるタイプだ。
型番は覚えていないので悪しからず。
タイヤを付けたまま袋につめられるタイプもあるのだが、比べると多少かさばる。
電車に持ち込めるサイズは、3辺の合計が250cmを超えてしまう心配があったからでもある。
出先で、電車やバスに乗れないとか、そんな思いはしたくなかったし。
オストリッチを選んだ理由は
より軽量コンパクトな、他社メーカーのものも考えたのだが、ちょっと重くかさばるが頑丈そうな生地と、そのしっかりとした縫製だったのが、オストリッチ製の輪行袋を選んだ理由だ。
フロントとリアのエンド金具もしっかりした物が付属している。
そして、輪行袋を入れるポーチも頑丈だ。
ポタリング族には、軽量化よりも頑丈さのほうが重要。
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