太陽黒点の1ヶ月の変化の様子を動画にまとめてみました。
是非観て下さい。
動画をまとめた経緯について、サラッと
観るほどに興味の尽きない太陽。
もちろん、管理人自身が感じるというはなし。
なぜ興味が尽きない理由は、その表面の太陽黒点のダイナミックな動き。
生き物のようで、現われては消え、消えては現われと、時には思いがけない動きをするからだ。特に大きな黒点が発生、姿を現した時にはわくわくする。
その活動が、直接地球の気候の変動や、地震の発生、雷の発生、さらには人類の活動にも影響するというからおもしろい。
雷の発生頻度と、太陽の自転周期がちゃんと連動するというし。
動画を見ていただくと分かるが、大きな黒点があっても、その裏側にはほとんど黒点が無かったりする。そんな事から、太陽の自転周期と雷の発生数が連動するという事が納得できそうだ。
ん、って事は、黒点と雲の発生は連動するという事では無いか。
無黒点の状態が長かった、一昨年から、昨年には中国で大洪水が結構続いたり。
黒点が増えている、今年は中国では騒いでいないな。
他で騒いでいるから一概にも言え無そうだが。
気候変動に大きく関係する、東太平洋の水温の変動現象、エルニーニョや、ラニーニャも、太陽活動期の変動に連動しているという。
そんな太陽に管理人が興味を持ちだしたのは、一昨年の夏至の日に日食を撮影し、久々に観測した太陽がきっかけ。
その時、当たり前にあると思っていた、太陽黒点が全く見られなかった。
なぜ?と、ネットで調べて、太陽黒点が発生しない日が、当時、記録を更新するほどに続いているとを知った。
やばくないのかな?地球寒冷化しちゃわない?と興味が湧き、太陽表面の撮影をはじめ、今日に至る。
中抜けは結構あるけれど。
特に曇りの日が続くと、テンションが落ちていく。
撮影機材は手軽に一眼レフに300mmの望遠レンズにテレコンを重ね付け。
手持ちでの撮影だ。
参照:太陽撮影テクニック!太陽黒点の撮影方法と注意点
手持ちで撮影する理由は、手軽に、特に曇りの日、雲の隙間に一瞬現われた太陽を素早く準備、撮影できるから。特に家の窓の隙間から撮ったりする時。(手抜きじゃん)
撮影は20枚ほど、その中から解像度の高いものを数枚選び出す。シャッタースピードが速いので、可能な技。
いろいろと手抜きができるから長続きする理由かな?
きっとそうだ。
もう一つ手持ちの利点は、太陽黒点と、撮像面のゴミを見分けやすくするため。
数枚コンポジットして画像を仕上げるのだが、レイヤーごとに動くものはゴミだと簡単に判別がつく利点がある。
レンズはニコン AFS Nikkor 300mm f4D, テレコンは2倍2本と、1.4倍1本合計5.6倍相当、で、合成焦点距離は1680mm カメラはD800Eを使用。
撮影した画像の処理方法も、いろいろとためし現在に至る。
最近やっと決まった感じかな。こちらは企業秘密。
最後に、宇宙天気ニュースの太陽画像と比較して、北を出す。
太陽はデーライトの光源
だから、デーライト色温度を5500Kとかにして撮影すれば勿論真っ白。
一般的にイメージする太陽とかけ離れた写真となってしまう。
真っ白な太陽表面に黒い粒粒、白黒写真と変わらない。
太陽といえば、オレンジ色が一般的なイメージ。
という事で太陽のイメージを目指して、いろいろと画像をいじくってオレンジ色の太陽になるように、最終的な仕上げをしている。
今回5月6日から、6月6日にかけて1ヶ月間、途切れなく撮影出来たので。
動画にまとめるに至った。
実際、動画編集はあっという間だが、その太陽素材を仕上げるのに思った以上に手間と時間がかかっているのだ。
まだ、太陽の色、日付ごとにばらばらじゃん!
それは、今後の課題として。
今後も、太陽表面の様子を撮っていこうと思っている。
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